東山魁夷記念一般財団法人
当財団は、画家 東山魁夷すみ夫人の遺志により、東山魁夷作品及び東山魁夷ゆかりの資料等の維持保管、収集、調査、研究、貸出及び情報提供等の事業を行い、もって日本の文化芸術の発展に寄与することを目的として設立された。
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長野県立美術館(長野市)は11月28日、皇居宮殿に設置されている東山魁夷の壁画「朝明けの潮」の原寸大の色分け大下図の修復と額装が完了したとして、関係者や報道機関に公開しました。
同美術館本館に隣接する東山魁夷館が開館35周年を迎える来年の秋に、一般公開する予定です。
「朝明けの潮 色分け大下図」は、皇居宮殿の完成作品を描く前年の昭和42年に、大きさや色のバランス確認するために描かれたもので、縦約3・9メートル、幅約2・4メートルの6面からなり、横につなげると約15メートルになる巨大な作品です。
また、皇居宮殿の「朝明けの潮」は、海外の要人など限られた人しか見ることができないエリアにあり、一般公開はされていません。
下写真は、仮展示作業中の様子です。