青響

《青響》1960(昭和35)年制作・東山魁夷 52歳
紙本・彩色 133.0cm×212.0cm/東京国立近代美術館蔵
響きあう無音の合奏
青緑一色の山狭に一条の滝が落ちる。深い谷の静けさの中に奏でられている滝の響きにも増して、緑の樹々の形態、青緑色の微妙な変化が重なりあい響きあう無音の合奏が私に響いた。青響と名づけたのはその意味である。『画集東山魁夷/三彩社』
響きあう無音の合奏
青緑一色の山狭に一条の滝が落ちる。深い谷の静けさの中に奏でられている滝の響きにも増して、緑の樹々の形態、青緑色の微妙な変化が重なりあい響きあう無音の合奏が私に響いた。青響と名づけたのはその意味である。『画集東山魁夷/三彩社』